風邪や歯周病と血圧の関係

塩分の高い食事を摂り続けることで高血圧になりますが、ストレスを感じたり運動をしたり、温度差の激しい場所に移動するなど生活の様々なシーンでも上昇することがあります。そして風邪や歯周病にかかっている場合も例外ではありません。
人は風邪をひくと、身体的にも精神的にもストレスがかかり、血圧は高くなる傾向にあり、薬によっては値を上げ下げするような影響を与える成分もあります。風邪が治り、ストレスから解放されれば通常通りの値に戻るので、一時的な症状だと思う程度で良いかもしれません。しかし歯周病の場合は少々異なります。
歯周病患者は高血圧になりやすいというデータがあります。歯周病の原因となる細菌は歯石や歯周ポケットの中で繁殖しやすいとされています。そして細菌が増殖し、それが体内に入り込むことで免疫力が低下し、で血管の老朽化を促進させたり、治療のためのカルシウム拮抗剤の影響により高血圧になるとされています。つまり一時的に血圧が上がるだけの風邪とは異なり、歯周病の場合は高血圧にさせたり悪化させる原因にもなるのです。
しかし歯周病を完治させれば高血圧が治るのか、と言えばそうではありません。深い関係にあるにも関わらず、どちらか一方を治療したからと言って両方が改善される、もしくは完治するのではありません。より悪化させる関係にあるので、ある意味、問題だといえるでしょう。
どちらの症状を悪化させないためにも両方の治療を行い、特に歯周病は自宅での正しい歯磨きも重要な位置を占めるので、歯科で正しい歯磨きを教えてもらうことも重要です。高血圧の治療と歯周病の治療は別個ですが、両方をしっかりと治療することで、良い影響を与えるかもしれません。